Column会社を変える!組織活性化4つのツボ
全国各地100社以上の企業にて、そこで働く方々に 私は毎回質問をしています。
「あなたの会社にはビジョンがありますか?」
YESの回答は、およそ5割。
さらにその5割の方に質問をします。
「あなたはその会社のビジョンに共感していますか?」
YESとこたえられるのは、その2割です。
つまりビジョンに共感している人は、10%。10人に一人です。
再度、全員に質問をします。
「ビジョンに共感したいですか?」
ほぼ100%の人が手を上げます。
一体、ここまで共感したいという願いがあるのに、
その願いが実現できていない“ビジョン”という存在は何なのでしょうか?
ビジョンには3つの魅力があります。
ひとつは、人と人を結びつける魅力。
あそこを目指して行くぞ、という方向性があれば、一致団結ができ
相互に協力することができます。
相互補完し協力がなされている一体感の魅力。
人は、一体感を持つことで、自分の存在を感じることが
できます。その一体感をつくってくれる、
その旗印がビジョンなわけです。
二つ目の魅力は、達成感の魅力。
ビジョンを達成したその瞬間の達成感をイメージできます。
まるで日本シリーズを優勝した中日ドラゴンズが
ビールかけをしてる歓喜の瞬間を。
三つ目の魅力は、いい感じ=ワクワク感を高め維持させてくれる魅力。
人はどうしても、できていないこと、欠点などに視点がいき
焦り、不安、イライラしてしまう傾向にあります。
そのバッドスパイラルから抜け出るためのワクワクの光明
となるのがビジョン。
この3つの魅力が、ビジョンを共感したいという願望に繋がります。
さて皆さん、この3つの魅力の共通項に気づいたでしょうか?
この三つの魅力はすべて、「感じる」領域にはいっているます。
ビジョンとは考えるものではなく、感じるもの。
ビジョンを感じるために必要なのは、心でつくり、心で語ること。
誰かが紙に書いて額に飾っても、感じるプロセスがなければ
それはビジョンとはならないのです。
「ありたい姿」がありありとイメージでき、そのイメージした
状態に気持ちをどっぷりと浸らせる。
まずは「ありたい状態」を組織の仲間と語りあう。
語り合うシーンを作ること、場面を作ること。
そこにビジョンがあるのです。
「ビジョンとは上層部がつくるものでしょう」
これは勘違いなのです。
ビジョンの目的は、三つの魅力をフルに発揮させて
人の力、組織の力を引き出すこと。
その為に、何をすればいいのか?
これをひたすら考えて実践する。
そう考えると、壮大なかっこいいビジョンを上層部が作って終わるので
はなく、身近で共感できるビジョンを上層部も現場も皆が対話をしながら
作り上げ、作った後もビジョンに関して語り合うこと。
その一連のプロセスが全てビジョンなのです。
新人・若手の能力を引き出す3つの原則・4つのスキル

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泉 一也
ビジネスコーチ株式会社 取締役
100社以上の企業において、組織活性化のコーチング実績を持つ。「言えない問題は何ですか?」と問いかけながら、本音の対話を巻き起こし、組織に眠る『本気』のエネルギーを引き出す。彼の本音でぶつかるガチンコ精神は、頑固職人の父親譲り。著書に「企業病に効く!ビジネスコーチング」(総合法令出版)ソフトブレーン社「プロセスマネジメント大学」の専任講師を務める。- ■最新著書のご紹介




