Column企業内人材育成のキーワード
研修や勉強会の講師をするとき、あるいは社内のテキストやマニュアルを作るとき、どのように話を組み立て、どのように学ばせるかで悩んだことはないでしょうか。そのときに使える枠組みがあります。それは“授業設計理論の父”と呼ばれている学習心理学者、ロバート・M・ガニエが提唱した「ガニエの9教授事象」です。
まずは「導入」、新しい学習への準備です。そしてその中で、1.学習者の注意を獲得、2.目標を知らせる、3.前提条件を思い出させる、この3ステップに分かれます。
次に「情報提示」、新しいことに触れるということです。ここでは、4.新しい事項を提示する、5.学習の指針を与える、といった2つのことをします。その上で「学習活動」として、学習者が自分ものにする手助けをします。ここでは、6.練習の機会をつくる、7.フィードバックを与える、といったことをします。そして最後に「まとめ」、成果を確かめ忘れないようにするために、8.学習の成果を評価する。そして9番目に、これは研修の後しばらく経ってからですが、保持と転移を高める、といったことをします。…(続きは以下の映像をご覧ください)

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北村士朗
熊本大学大学院 社会文化科学研究科 教授システム学専攻 准教授。東京海上日動HRAにて、企業内教育、社会人の学び、eラーニングを中心に教育・学習の調査研究や開発・実施を担当した後、2005年8月に熊本大学に移籍し、現在は企業内教育やeラーニングの専門家育成に携わっている。著書に「ここからはじまる人材育成」(共著)/中央経済社、「企業内人材育成入門」(共著)/ダイヤモンド社 などがある。
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