人材育成IT化計画
株式会社レビックグローバル
代表取締役社長 川口泰司
経済のグローバル化がどんどん加速している。それに伴って国内ではグローバル人材の育成が声高に言われるようになってきた。もちろん国際舞台で外国企業や政府を相手に、対等に渡りあえる人材をどんどん育てなければならないことは言うまでもない。
しかしグローバル化の波は全てに均等に押し寄せているのである。
まず第一に、積極的な海外展開によって次々と送り出される海外駐在員。聞くところによると非常に短期間のトレーニングを受けただけで、いきなり外地に赴くことが多いようである。この導入教育に不満を感じる駐在員は意外に多い。また、海外に赴任してしまうと、日本にいるときと違って教育や学習機会が極端に減ることに不安を感じる人も多いと聞く。
次に現地で採用されているローカルスタッフ。国によって事情は異なると思うが、本格的にこれらのスタッフを教育しようとすると多大なコストがかかるのが実情である。しかも優秀な人材にとっては教育機会の有無が就社のインセンティブになることが多く、やはりこれからは海外事業所と言えども、きちんとした教育体系を整備していくことが不可欠である。
さらに日本国内においても、これからは少子高齢化によって、各階層での外国人の雇用が活発化すると思われる。こうした外国人に対しては、就労前の教育が日本人以上に必要になってくると思われるが、これを集合研修だけでこなそうとすれば、質・量ともに不足するであろうことは想像に難くない。
さて、これらのグローバル化により生じる課題に対して、今のところ明確なソリューションはない。しかしながら、効率面からいってもeラーニングやコミュニケーションプラットホームなどのIT技術を活用していかざるを得ないことは確かである。例えば海外駐在員向けの教育施策として、先進的な取り組みをしている企業は、日本にいるときと同じ学習機会をビデオオンデマンドやeラーニングで提供し始めている。もっともここでも閲覧履歴や修了率を気にしているようであるのだが。
このあたりはまだまだ端緒についたばかりであるが、当社も微力ながら課題解決に向けて尽力していきたいと考えている。
各種コンテンツを一元管理する総合教育プラットフォーム

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川口泰司 |株式会社レビックグローバル 代表取締役社長
大手化学会社、コンパック、アップルコンピュータを経て、1997年フロムビッツを設立。インターネットマーケティングに関するコンサルティングを中心に活動。1999年に1999Webデザインアワード(Webデザインコンソーシアム主催)にて、審査員特別賞受賞。2001年デイツーイーツー株式会社代表取締役社長、2003年株式会社レビック代表取締役社長を歴任し、2005年株式会社レビックグローバル代表取締役社長に就任。「人づくり」に貢献する教材コンテンツとプラットホームの開発に情熱を燃やしている。




